花の散歩道
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花の写真等をUPしていきたいと思います。
ja
2011-12-13T15:44:35+09:00
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ブログの引越し
この度ブログを引っ越す事にしました。「容量無制限と言いながら実際には100メガしかない」「使いづらい」と言う事が理由です。引越し先は「かずぼんの花の散歩道」です。
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かずぼんの花の散歩道」です。
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日記
2011-12-13T15:44:58+09:00
かずぼん
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かずぼん
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長居公園
長居公園は、大阪市東住吉区にある総合公園である。ここは1928年に一旦公園として整備されることが計画されていたが、太平洋戦争の影響で整備が一旦中断した。その後競馬場、競輪場が設置されたが、廃止された1959年から本格的な都市公園として整備されるようになり、スポーツと自然が共有する総合公園としてリニュ...
長居公園は、大阪市東住吉区にある総合公園である。ここは1928年に一旦公園として整備されることが計画されていたが、太平洋戦争の影響で整備が一旦中断した。その後競馬場、競輪場が設置されたが、廃止された1959年から本格的な都市公園として整備されるようになり、スポーツと自然が共有する総合公園としてリニューアルされた。1997年に国民体育大会(なみはや国体)が開催された。
○競馬場、競輪場について
長居公園が整備される以前の戦後初期、当地には競馬場と競輪場が設置されていた。競馬場は別称を「大阪競馬場」といい、1948年に大阪府と大阪市などの市町村が中心となって設立した「大阪府都市競馬組合」が交互に主催して、戦災復興を目指して競馬(現在の地方競馬相当)の競走を開催していた。また競輪場は別称を「大阪中央競輪場」といい、1950年に大阪市営でオープンし、特別競輪などのビッグレースも開催し、売り上げ・入場者数ともに関西地区の競輪場のトップを記録するなど、大阪住之江競輪場や、岸和田競輪場と並ぶ、大阪府の競輪の主要会場として長らく使われた。しかし、競馬については競輪に客足を奪われた事による売り上げ低下によって1959年に廃止され、一方の競輪についても、盛況を保ちながらも当地を都市公園として整備していく再開発が決定したことから、1962年をもって廃止された。
○施設紹介
陸上競技場(長居スタジアム)、第2陸上競技場(共に日本陸連第1種公認)
キンチョウスタジアム(長居球技場)
長居庭球場
相撲場
障害者スポーツセンター
軟式野球場
長距離走路
自然史博物館
長居植物園
郷土の森
大阪市立長居ユースホステル(陸上競技場内)
長居プール(屋内・屋外)※屋外は夏季のみ営業
○駐車場・駐輪場
長居公園地下駐車場
長居公園中央駐車場(大型バス・身体障害者専用 12月29日~1月3日は休業)
長居公園南駐車場(土・日・祝とサッカー開催日のみ営業)
長居公園北西駐車場(Jリーグなどのイベント開催時のみ営業)
大阪市長居駅地下自転車駐車場
大阪市立駐輪場長居駅東有料自転車駐車場(大阪市長居自転車保管所)
○最寄の鉄道駅
鶴ケ丘駅(阪和線)
長居駅(阪和線・大阪市営地下鉄御堂筋線)
セレッソ大阪の試合が行われる場合、長居スタジアム・キンチョウスタジアムでの開催時は鶴ケ丘駅、長居第2競技場での開催時は長居駅を利用した方が近い。
○所在地
大阪府大阪市東住吉区長居公園
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公園
2011-12-05T11:52:47+09:00
かずぼん
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かずぼん
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靱公園
靱公園は、大阪府大阪市西区靱本町にある公園。四つ橋筋からなにわ筋を越えてあみだ池筋に至るまでの東西に細長い敷地を持つ。
○概要
面積: 9.7ha
開園: 1955年10月21日
かつての大坂随一の魚市場、雑喉場魚市場(ざこばうおいちば)および靱塩干魚市場の跡地にあたる。雑喉場魚市場は大...
靱公園は、大阪府大阪市西区靱本町にある公園。四つ橋筋からなにわ筋を越えてあみだ池筋に至るまでの東西に細長い敷地を持つ。
○概要
面積: 9.7ha
開園: 1955年10月21日
かつての大坂随一の魚市場、雑喉場魚市場(ざこばうおいちば)および靱塩干魚市場の跡地にあたる。雑喉場魚市場は大阪湾などからの鮮魚を一手に扱い繁盛し、海部堀川(第二次大戦後埋め立て)沿いの靱塩干魚市場は干物や肥料にする干鰯などの海産物を全国から集めていたが、1931年の大阪市中央卸売市場の開場後に両方とも閉鎖され、大阪大空襲で廃墟となった。戦後、約3万坪が占領軍に接収され、占領軍の常用飛行場、靱飛行場となった。1952年の講和条約発効をもって大阪市に返還され、靱公園として整備された。東西に細長い形をしているのは滑走路跡地であることによる。大きな木が多数植わっており、都会のオアシスである。また、公園西側の大部分を占める靱テニスセンターでは、世界スーパージュニアテニス選手権大会など国際的な大会も行われている。かつては靱蹴球場というサッカー専用グラウンドがあったが、テニスコートの拡大に伴い、現在は閉鎖されている。公園周辺は、1990年代後半から衣料店やカフェ、レストラン、パン屋や洋菓子店などが目立つようになり、ファッショナブルな街へと変貌する途上にある。公園東部では、公園が街路ではなく直接京町堀通り南側ビル群の裏側に接しているため公園に直接面したカフェやバーが出店したり、ばら園では屋外結婚式が行われるなど、大都会ならではの雰囲気となっている。靱公園の中央、なにわ筋沿いに楠永神社があり、大きなクスノキが目立つ。ここは古くからの神社でかつて海部堀川が横を流れており、靱市場の数少ない名残である。クスノキは戦後、飛行場建設の際に伐採されようとしたが、けが人やブルドーザーの故障が相次いだ。お祓いの際に神社の建物から白い蛇が出てきたことから「この木は神木なので切ってはいけない」という話になり今に残っている。2007年頃までは公園内にホームレスがブルーシート等を資材としてテント・小屋掛けをしていたり、公園東部の林の中では若者や家族連れがバーベキューをしたりしていたが、公園管理者による管理徹底によりこれらの行為は最近ではあまり見られない。
○主要な施設
大阪科学技術センター(隣接)
大阪科学技術館
靱テニスセンター
ハードコート(公園西部)
センターコート1面(観客席5000人)
サブ センターコート1面(観客席500人)
一般コート14面
アンツーカコート(公園東部の科学技術館横)
4面
靱卓球場
バラ園
結婚式場・レストラン(靱テニスセンターB1F)
○定例イベント
靱公園バラ祭(5月中旬)
バラ園中央で屋外コンサートなどが行われる
花と彫刻展(10月中旬~下旬)
バラ園、ケヤキ並木沿いに彫刻が展示される
植木市(随時)
四つ橋筋側の出口付近など
○アクセス
大阪市営地下鉄四つ橋線 本町駅
大阪市営地下鉄中央線・大阪市営地下鉄千日前線 阿波座駅
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公園
2011-12-05T11:51:46+09:00
かずぼん
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野間の大けやきとけやき資料館
樹齢1000年を越えると推定される野間の大けやき。日本の名樹100選や大阪緑の100選に選ばれ、国指定天然記念物に指定されています。すぐ近くには、けやき資料館があり野間の大けやきにまつわる歴史を知ることが出来ます。
「けやき資料館」
住所:大阪府豊能郡能勢町野間稲地251-1
電話番号:072...
「けやき資料館」
住所:大阪府豊能郡能勢町野間稲地251-1
電話番号:072-737-2121
開館時間:10時~17時
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樹木
2011-11-30T10:57:54+09:00
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台場クヌギ
台場クヌギって知ってますか。兵庫県川西市黒川地区では昔冬場の農閑期に炭焼きが行われていたそうです。そのときにクヌギの木を切って炭を作っていたため変った形の木があるためこういう名前で呼ばれているのですよ。
地上1~2メートルのところで枝を切り、その切り口からはえる新しい幹を繰り返し伐採することでこの...
地上1~2メートルのところで枝を切り、その切り口からはえる新しい幹を繰り返し伐採することでこの様な変わった形になるそうです。
所在地:兵庫県川西市黒川(黒川公民館の近所です)
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その他
2011-11-30T10:57:26+09:00
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倉垣天満宮と大銀杏
倉垣天満宮は、菅原道真を祭神とし、1054年に北野天神の分霊を歌垣山の頂上に勧請し祀ったのが起源とされ、1584年に現在の場所に移転された。移転当時すでにこのイチョウは「翠枝千歳なりき」と言われて、昔から氏子、郷民の崇拝する御神木であったという。樹形からすると、2本の木が合体したものと思われ、樹勢は...
指定年月日:昭和45年2月20日(昭和13年5月11日規則指定)
樹高:18m 幹周り:8m
所在地:大阪府豊能郡能勢町倉垣989
アクセス:能勢電鉄妙見口駅から阪急バス能勢口妙見線「歌垣山登山口」下車、 東へ徒歩10分 もしくは大阪市内から国道173号線を北へ約1時間
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樹木
2011-11-30T10:56:52+09:00
かずぼん
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ヒガンバナ
ヒガンバナ(彼岸花、学名:Lycoris radiata)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。クロンキスト体系ではユリ科。リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ、またはマンジュシャカ サンスクリット語 manjusaka の音写)とも呼ばれる。学名の種小名 radiata は「放射状」の意味。
○特...
○特徴
全草有毒な多年生の球根性植物。散形花序で6枚の花弁が放射状につく。道端などに群生し、9月中旬に赤い花をつけるが、稀に白いものもある。その姿は独特で、夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30 - 50cmの枝も葉も節もない花茎が地上に突出し、その先端に包に包まれた花序が一つだけ付く。包が破れると5 - 7個前後の花が顔を出す。花は短い柄があって横を向いて開き、全体としてはすべての花が輪生状に外向きに並ぶ。花弁は長さ40mm、幅約5mmと細長く、大きく反り返る。開花終了の後、晩秋に長さ30 - 50cmの線形の細い葉をロゼット状に出す。葉は深緑でつやがある。葉は冬中は姿が見られるが、翌春になると葉は枯れてしまい、秋が近づくまで地表には何も生えてこない。つまり開花期には葉がなく、葉があるときは花がない。
○分布など
北海道から琉球列島まで見られる。自生ではなく、日本には中国から帰化したものと考えられる。その経緯については、稲作の伝来時に土と共に鱗茎が混入してきて広まったといわれているが、土に穴を掘る小動物を避けるために有毒な鱗茎をあえて持ち込み、あぜや土手に植えたとも考えられる。また鱗茎は薬になり、救荒食でもある。そのような有用植物としての働きを熟知しての運搬の可能性も無視できない。人里に生育するもので、田畑の周辺や堤防、墓地などに見られることが多い。特に田畑の縁に沿って列をなすときには花時に見事な景観をなす。湿った場所を好み、時に水で洗われて球根が露出するのを見かける。なお、山間部森林内でも見られる場合があるが、これはむしろそのような場所がかつては人里であったことを示すと見るべきである。また、日本に存在するヒガンバナは全て遺伝的に同一であり、三倍体である。故に、雄株、雌株の区別が無く種子で増えることができない(遺伝子的には雌株である)。中国から伝わった1株の球根から日本各地に株分けの形で広まったと考えられる。
○近縁種
ショウキズイセン(鍾馗水仙 L. traubii Hayward)はこれに似た別種で、葉の幅が広い点などに違いがある。またこの種は結実する。他にシロバナマンジュシャゲ L. albiflora Koidz. は、ヒガンバナの白花に似ているが、花弁がさほど反り返らず、またやや黄色みを帯びる。葉もやや幅広い。一説にはショウキズイセンとヒガンバナの雑種であるとも。
○有毒性
全草有毒で、特に鱗茎にアルカロイド(リコリン、ガランタミン、セキサニン、ホモリコリンなど)を多く含む有毒植物。誤食した場合は吐き気や下痢、ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死にいたる。水田の畦(あぜ)や墓地に多く見られるが、以下のような目的の為に人為的に植えられたためと考えられている。 前者の場合ネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避ける(忌避)ように、 後者の場合は虫除け及び土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐため、ただしモグラは肉食のため、ヒガンバナに無縁という見解もあるが、エサのミミズがヒガンバナを嫌って土中に住まない。そのためにこの草の近くにはモグラが来ないともいう。有毒なので「農産物ではない」つまり年貢の対象外とされた為、救荒作物として田畑や墓の草取りのついでに栽培された。鱗茎は澱粉に富む。有毒成分であるリコリンは水溶性であるため長時間水に曝せば無害化が可能であるため、救飢植物として第二次世界大戦中などの戦時や非常時において食用とされた事もある。また、花が終わった秋から春先にかけては葉だけになり、その姿が食用のノビルやアサツキに似ているため、誤食してしまうケースもある。鱗茎は石蒜(せきさん)という生薬名であり利尿や去痰作用があるが、有毒であるため素人が民間療法として利用するのは危険である。ちなみに、毒成分の一つであるガランタミンはアルツハイマー病の治療薬として利用されている。
○名前に関わる話
彼岸花の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来する。別の説には、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、というものもある。上記の飢餓植物としての面から一考する価値はあると思われる。別名の曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来する。また、"天上の花"という意味も持っており、相反するものがある(仏教の経典より)。仏教でいう曼珠沙華は「白くやわらかな花」であり、ヒガンバナの外観とは似ても似つかぬものである(近縁種ナツズイセンの花は白い)。 『万葉集』にみえる"いちしの花"を彼岸花とする説もある。「路のべの壱師の花の灼然く人皆知りぬ我が恋妻は」 また、毒を抜いて非常食としている事もあるので、悲願の花と言う意味もあるが一般的には危険である。異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあと呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもある。一方、欧米では園芸品種が多く開発されている。園芸品種には赤のほか白、黄色の花弁をもつものがある。日本での別名・方言は千以上が知られている。また、韓国では夏水仙のことを花と葉が同時に出ることはないから「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味で「相思華」と呼ぶのに、彼岸花も同じく花と葉が同時に出ることはないので彼岸花も相思花と呼ぶことが多い。日本では上記の「花と葉が同時に出ることはない」という理由から「葉見ず花見ず」とも言われる。学名のLycoris(リコリス)とはギリシャ神話の女神、海の精:ネレイドの一人、Lycoriasの名前からとられたもの。
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花
2011-11-14T11:16:19+09:00
かずぼん
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サルスベリ
サルスベリ(百日紅=ヒャクジツコウ、学名:Lagerstroemia indica)は中国南部原産のミソハギ科の落葉中高木。種子から栽培する「あすか」という一才物の矮性種もある。
○特徴
8月頃咲く紅の濃淡または白色の花が美しく、耐病性もあり、必要以上に大きくならないため、しばしば好んで庭や公園...
○特徴
8月頃咲く紅の濃淡または白色の花が美しく、耐病性もあり、必要以上に大きくならないため、しばしば好んで庭や公園などに植えられる。葉は通常2対互生(コクサギ型葉序)、対生になることもある。花は円錐花序になり、がくは筒状で6裂、花弁は6枚で縮れている。果実は円いさく果で種子には翼がある。サルスベリの名は幹の肥大成長に伴って古い樹皮のコルク層が剥がれ落ち、新しいすべすべした感触の樹皮が表面に現れて更新して行くことによる(樹皮の更新様式や感触の似たナツツバキやリョウブをサルスベリと呼ぶ地方もある)。つまり、猿が登ろうとしても、滑ってしまうということで、猿滑と表記することもある(実際には猿は滑ることなく簡単に上ってしまう)。英語名Crape myrtleはギンバイカ(myrtle)の花に似て花弁がちりめん(crape)のように縮れていることから。中国では唐代長安の紫微(宮廷)に多く植えられたため紫薇と呼ばれるが、比較的長い間紅色の花が咲いていることから百日紅ともいう。江蘇省徐州市、湖北省襄陽市、四川省自貢市、台湾基隆市などで市花とされている。
○サルスベリ属
サルスベリ属は熱帯・亜熱帯に分布し、日本では南西諸島にシマサルスベリ(L. subcostata)、ヤクシマサルスベリ(L. fauriei)が自生する。東南アジア原産のオオバナサルスベリ(バナバ、L. speciosa)は観賞用に栽培するほか、葉を「バナバ茶」として飲用する。
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樹木
2011-10-28T13:54:46+09:00
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ザクロ
ザクロ(石榴、柘榴、若榴、学名:Punica granatum)とは、ザクロ科ザクロ属の落葉小高木、また、その果実のこと。原産地については、トルコあるいはイランから北インドのヒマラヤ山地にいたる西南アジアとする説、南ヨーロッパ原産とする説およびカルタゴなど北アフリカ原産とする説などがある。庭木などの...
○特徴
葉は対生で楕円形、なめらかでつやがある。初夏に鮮紅色の花をつける。花は子房下位で、蕚(がく)と花弁は6枚、雄蕊は多数ある。果実は花托の発達したもので、球状を呈し、秋に熟すと赤く硬い外皮が不規則に裂け、赤く透明な多汁性の果肉(仮種皮)の粒が無数に現れる。果肉一粒ずつの中心に種子が存在する。ザクロには多くの品種、変種があり一般的な赤身ザクロのほかに白い水晶ザクロや果肉が黒いザクロなどがあり、アメリカではワンダフル、ルビーレッドなど、中国では水晶石榴、剛石榴、大紅石榴などの品種が多く栽培されている。 日本に輸入され店頭にしばしば並ぶのはイラン産、カリフォルニア州産が多く、輸入品は日本産の果実より大きい。
○分類
ザクロ科はザクロ属のみからなる。また、ザクロ科の植物は、ザクロとイエメン領ソコトラ島産のソコトラザクロ(P. protopunica)の2種のみである。近年発達した分子系統学によるAPG植物分類体系ではミソハギ科(Lythraceae)に分類される。
○栽培
世界各地で栽培されており、日本における植栽範囲は東北地方南部から沖縄までである。日当たりが良い場所を好む。若木は、果実がつくまでに10年程度要する場合もある。病虫害には強いがカイガラムシがつくとスス病を併発する場合がある。
○歴史
・伝播
新王国時代にエジプトに伝わり、ギリシア時代にはヨーロッパに広く伝わったとされる。東方への伝来は、前漢の武帝の命を受けた張騫が西域から帰国した際に、パルティアからザクロ(安石榴あるいは塗林)を持ち帰ったとする記述が『証類本草』(1091年-1093年)以降の書物に見られるため、紀元前2世紀の伝来であるとの説があるが、今日では3世紀頃の伝来であると考えられている。日本には923年(延長元年)に中国から渡来した(9世紀の伝来説、朝鮮半島経由の伝来説もある)。
・語源
科名のPunicaceae、属名のPunica は「フェニキアの」を意味する Poeni に由来する。これは古代ローマの博物学者プリニウスが『博物誌』を著した当時、ザクロは「カルタゴのマルス」(m?lus p?nica)としてカルタゴ周辺が原産地と考えていたためである。種小名のgranatum は「種の」や「粒の」を意味し、英名の pomegranate(粒の多いリンゴ)は中世ラテン語の p?mum gr?n?tum, p?ma gr?n?ta(種の多いリンゴ)に由来する。中国語名の「石榴」および「安石榴」は、パルティアの王朝アルサケス(アルシャク:Arshak )を張騫が「安石」や「安息」と音訳したものであり、パルティアを意味する「安息国」に由来する。また、塗林と呼称した時代もあるが、これはサンスクリットでザクロを意味する darim 、darima の音訳である。「榴」は実が瘤に似ていることに由来するという。日本語のザクロは、石榴、柘榴の字音からと考えられており、呉音では「ジャク・ル」、漢音では「セキ・リュウ」となる。『本草和名』では「安石榴、別名 塗林・若榴、和名 佐久呂」とされている。また、古代イランと中国の文化交流を研究したラウファー(en) は若榴の中国語読みの「zak-lau 」に由来するとの説を唱えている。また、有力な原産地のひとつと考えられるティグリス川およびペルシア湾の東方にそれに平行してザグロス山脈がある。ザクロの呼称は、ザクロス山脈を現地音に近い「石榴」の字で音訳したともいわれている。
○利用
・食用
可食部は皮と種子を除いた果実で生食される。果汁をジュース(en)としたり清涼飲料水のグレナディンの原料とする(これ以外にも地域によって色々あるらしい)。
・観賞用
日本では庭木、盆栽など観賞用に栽培されることが多く、矮性のヒメザクロ(鉢植えにできる)や八重咲きなど多くの栽培品種がある。江戸時代の園芸書である『花壇地錦抄』などに記載の見られる古典園芸植物のひとつでもある。
・木材
木質は硬く、床柱や装飾用の柱に用いられる。
・薬用
古くから以下のような部位が薬用に供されてきた。なお、以下の利用方法・治療方法は特記しない場合、過去の歴史的な治療法であり、科学的に効果が証明されたものであることを示すものではない。
(樹皮・根皮)
乾燥させた樹皮または根皮は、生薬名として「石榴皮」(ザクロヒまたはセキリュウヒ:Granati Cortex )または「石榴根皮」といい、古くから条虫(特に有鉤条虫)の駆虫薬として用いられてきた。ディオスコリデスの『薬物誌』でも樹皮が駆虫薬として用いられている記述が見られる。近代になり、1884年Schroder によって駆虫薬としての有効性が科学的に証明され、過去にはイギリスやアメリカの薬局方にも収載されていた。日本薬局方には初版より「石榴根皮」として収載され(後にザクロヒ)、第7改正まで収載されていた。石榴皮の主な成分は、0.3 - 1 % 程度の揮発性アルカロイド(ペレチエリン (pelletierine)、イソペレチエリン (isopelletierine)、プソイドペレチエリン (pseudopelletierine) など)と 23 - 28 % 程度のタンニン(プニカラギン (punicalagin) など)である。通常、駆虫には乾燥させた樹皮または根皮 30 - 60g を 300 mL の水に 5 - 6 時間に浸したものあるいは煎じたものを服用する。多量に服用すると中毒を起こす場合がある。また、『和漢三才図会』では下痢、下血、脱肛、崩漏、帯下を止めるのに用いるとの記述がある。更に、口内炎や扁桃炎のうがい薬にも用いられたという。漢方薬としては、石榴根皮、苦楝皮(クレンピ)、檳榔子からなる「石榴根湯」があり、駆虫に用いられる。
(果皮)
果皮を乾燥させたもの(石榴果皮)も樹皮や根皮と同様の目的で用いられることが多く、中国やヨーロッパでは駆虫薬として用いた。ただし、根皮に比べ揮発性アルカロイドの含有量は低く効果も劣る。また、回虫の駆除に用いられたこともあったようであるが、犬回虫を用いた実験では強い活性はみられなかった。日本や中国では、下痢、下血に対して果皮の煎剤を内服し、口内炎や扁桃炎のうがい薬にも用いられた。プリニウスは、果皮を利尿に用いるとしている。
(花)
粉末にした花(石榴花)は、出血性の傷に用いられた。
(種子)
1964年Sharaf らが種子油(酸石榴)にエストロゲン活性があることをマウスを用いた実験で見出し、1966年Hefumann らによってこの活性がエストロンによることが示され、乾燥種子100g 中に1mg のエストロンが含まれることが1988年Moneam らによって確認され、更年期障害や乳癌などに対する効果が期待された。ただし、エストロンの含有量が微量であること、経口摂取ではエストロンは肝臓で速やかに代謝されること、また、エストロンの生理活性はエストラジオールの10 分の1 程度であることなどから実質的な効果は疑問視されている。
(果汁)
果汁にエストロゲンが含まれるとして1999年から2000年頃にブームとなったが、流通しているザクロジュースやエキス錠剤等10 銘柄を用いた国民生活センターの分析では、いずれもエストロゲンは検出されなかった。
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樹木
2011-10-20T10:44:44+09:00
かずぼん
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カキノキ
カキノキ(柿の木)とはカキノキ科の落葉樹である。東アジアの固有種で、特に長江流域に自生している。熟した果実は食用とされ、幹は家具材として用いられる。葉は茶の代わりとして加工され飲まれることがある。果実はタンニンを多く含み、柿渋は防腐剤として用いられ。現在では世界中の温暖な地域(渋柿は寒冷地)で果樹と...
○特徴
雌雄同株であり、雌花は点々と離れて1ヶ所に1つ黄白色のものが咲き、柱頭が4つに分かれた雌しべがあり、周辺には痕跡的な雄しべがある。雄花はたくさん集まって付き、雌花よりも小さい。日本では5月の終わり頃から6月にかけてに白黄色の地味な花をつける。果実は柿と呼ばれ、秋に橙色に熟す。枝は人の手が加えられないまま放って置かれると、自重で折れてしまうこともあり、折れやすい木として認知されている。
○学名・英語名の由来
日本から1789年にヨーロッパへ、1870年に北アメリカへ伝わったことから学名にも kaki の名が使われている。英語で柿を表す「Persimmon」の語源はアメリカ合衆国東部の先住民であるアルゴンキン語族の言葉で「干し果物」を意味する名詞「ペッサミン」であり、先住民がアメリカガキ(Diospyros virginiana L.)の実を干して保存食としていた事実に基づく。近年、欧米ではイスラエル産の柿(渋抜きした「Triumph」種)が「シャロンフルーツ(Sharon Fruit)」という名称で流通するようになったため、柿は「Persimmon」よりも「Sharon Fruit」という名で知られている。
○生産
国際連合食糧農業機関(FAO)の統計データ(2005年現在)によると、全世界におけるカキの生産量は256万1732トンである。このうち、72%(183万7000トン)を中国一国が生産している。次いで韓国(25万トン)、日本(23万トン)、ブラジル(15万トン)、イタリア(5万1000トン)、イスラエル(4万トン)である。以上6カ国で生産量の99.8%を占める。他にニュージーランド(1300トン)、イラン(1000トン)、オーストラリア(650トン)、メキシコ(450トン)などの諸国でも生産されている。地域別ではアジア州が92%、南アメリカ州(ブラジルのみ)が6%、ヨーロッパ州(イタリアのみ)が2%という比率である。柿は北海道と沖縄県を除く日本の全県で栽培がされており、柿の栽培面積が多い県は和歌山県、福岡県、奈良県の順である。
○品種
品種数は多く1000を超えるとも言われているが、大まかには渋柿と甘柿とに分かれる。食用の栽培品種のほとんどが2n = 90の6倍体であるが、一部の種なし品種(平核無や宮崎無核)は2n = 135の9倍体である。播種から結実までの期間は長く、ことわざでは8年とも言われるが接ぎ木の技術を併用すると実際は4年程度で結実する。品種改良に際して甘渋は重要な要素で甘柿同士を交配しても渋柿となる場合もあり、品種選抜の効率化の観点から播種後1年で甘渋を判定する方法が考案されている。渋柿は実が熟しても果肉が固いうちは渋が残る柿である。代表的な品種は、平核無と刀根早生である。平核無は新潟県が発祥である。刀根早生は奈良県天理市の刀根淑民の農園で栽培されていた平核無が突然変異し、1980年に品種登録された。甘柿は渋柿の突然変異種と考えられており、日本特産の品種である。未熟時は渋いが熟すに従い渋が抜け、甘みが強くなっていく。1214年に神奈川県川崎市麻生区の王禅寺で偶然発見された禅寺丸が、日本初の甘柿と位置づけられている。甘柿は熟すと常に甘みを持つ完全甘柿と、種の有無・多少により成熟時に渋が残ることがある不完全甘柿に分類できる。渋が残ることがあることから、不完全甘柿を渋柿の一種に含めることもある。完全甘柿の代表的な品種は、富有と次郎。富有は岐阜県瑞穂市居倉が発祥で原木がある。次郎は静岡県森町に住んでいた松本次郎吉に由来する。不完全甘柿の代表的な品種は、上記の禅寺丸や愛知県が発祥の筆柿などがある。
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樹木
2011-10-20T10:44:13+09:00
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