× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
ノウゼンカズラ(凌霄花、Campsis grandiflora)はノウゼンカズラ科のつる性木本。夏から秋にかけ橙色あるいは赤色の大きな美しい花をつけ、庭などでよく栽培される。中国原産。ノウゼンというのは凌霄の字音によるといわれる(古くはノウセウと読まれた)。夏の暑い時期にハッとするような鮮やかな色の花を付けるところから、この花の名前が来ているともされる。茎の先に総状花序をつける。花冠はラッパ型で先が5片に裂けて開く。葉は奇数羽状複葉。つるからは気根を出し固着する。幹はフジと同じように太くなる。樹勢が非常に強く丈夫な花木であり、容易に株分かれして繁殖する。また、花後のこぼれ種が自然発芽して、周囲に広がっていくこともある。園芸品種が複数存在し、ピンクや黄色などの花色もある。ノウゼンカズラ属はノウゼンカズラと、アメリカ合衆国南東部原産のアメリカノウゼンカズラC. radicans、およびこれらの雑種C. x tagliabuana からなる。アメリカノウゼンカズラの花はノウゼンカズラより細長く、赤橙色。花の形がラッパに似ていることから英語では「トランペット・フラワー」と呼ばれる。
|
○解説
|
○同属植物 |
○毒性 ○アヤメ、カキツバタ、ハナショウブの見分け方 ・カキツバタ ・ハナショウブ ・外花被片の模様での見分け方
|
○解説 ○伝統品種群の系統
|
クレマチス(鉄仙、Clematis)は、キンポウゲ科センニンソウ属のこと。クレマチス属ともいう。園芸用語としては、このセンニンソウ属の蔓性多年草のうち、花が大きく観賞価値の高い品種の総称。修景用のつる植物として人気があり、「蔓性植物の女王」と呼ばれている。テッセン(鉄線)およびカザグルマ(風車)はクレマチス(センニンソウ属)に属する種の名前だが、クレマチス全体を指してテッセンやカザグルマの名が使われることもある。 ○野生種としてのセンニンソウ属 ○園芸種としてのクレマチス |
フジ属 (Wisteria) は、マメ科のつる性の落葉木本である。フジ(藤)と総称する。ただし、フジはフジ属の一種ノダフジ Wisteria floribunda の別名でもある。異名に「さのかたのはな」、「むらさきぐさ」、「まつみぐさ」、「ふたきぐさ」、「まつなぐさ」などがある。 ○種類 ・フジ(ノダフジ) ・ノダフジ(野田藤)の名は、この種が植物学者の牧野富太郎により命名されるきっかけとなった、フジの名所であった大阪市福島区野田にちなんでいる。(同区玉川の春日神社には、野田の藤跡碑が建立されている)一才藤として園芸用に流通する鉢がある。樹高50センチメートルくらいの、鉢植えや盆栽にして愉しむための一才物のフジ。花枝はしだれるが、支柱などは不要。 ・ヤマフジ ○利用 ○日本のフジ |
○名前
|
ツツジ(躑躅)とはツツジ科の植物であり、学術的にはツツジ属(ツツジ属参照)の植物の総称である。ただしドウダンツツジのようにツツジ属に属さないツツジ科の植物にもツツジと呼ばれるものがあるので注意が必要である。また、日本ではツツジ属の中に含まれるツツジやサツキ、シャクナゲとを古くから分けて呼んでおりこれらはしばしば学術的な分類とは食い違う。最も樹齢の古い古木は、800年を超え1,000年に及ぶと推定されている。
ツツジ属の植物はおおむね常緑若しくは落葉性の低木から高木で、葉は常緑または落葉性で互生、果実は蒴花である。4月から5月の春先にかけて漏斗型の特徴的な形の花(先端が五裂している)を数個、枝先につける。また花を上手に採ると花片の下から蜜を吸うことができ第二次世界大戦中は当時の子供たちの数少ない甘みとなっていたがレンゲツツジ等、致死性の毒を持つ種も一般的に自生、または庭木として利用されており事故を避けるためにも決して蜜を吸うべきではない。 |
ツルニチニチソウ(蔓日々草、Vinca major)はキョウチクトウ科の常緑蔓性植物。ツルギキョウともいうが、キキョウ科にツルギキョウ(学名Campanumoea maximowiczii)という植物があり、キキョウ科のものが標準和名のツルギキョウである。
○特徴 地中海沿岸原産で観賞用に栽培される。花期は、春~初夏。花の形がニチニチソウに似ているが、色は青紫色。柱頭は円盤状をしており、その上に毛のある突起物がある。このような柱頭の植物は珍しい。葉は幅広い。やはり観賞用によく栽培される。ビンカアルカロイドとは異なるアルカロイドを含む。 |
タンポポ(蒲公英)は、キク科タンポポ属 (Taraxacum) の総称である。多年生。多くはユーラシア大陸に自然分布する。なお、英語名のダンディライオン(dandelion)はフランス語で「ライオンの歯」を意味するダン=ド=リオン(dent-de-lion)に由来するが、これはギザギザした葉がライオンの牙を連想させることによる。
○特徴 多くの種では黄色い花を咲かせ、綿毛(冠毛)のついた種子を作る。生命力の強い植物で、アスファルトの裂目から生えることもある。50センチ以上もの長い根を持ち、最大で1メートル程度まで伸びる個体も珍しくない。成長点が地面近くに位置するロゼット型の生育型で、茎が非常に短く葉が水平に広がっている。このため、表面の花や茎を刈っても容易に再び生え始める。撹乱の頻発する、他の植物が生きていけないような厳しい環境下で生えていることが多い。古典園芸植物の1つで、江戸時代幕末には園芸化され、数十の品種があった。朝花が開き、夕方花が閉じる。 ○花の特徴 舌状花と呼ばれる小さな花が円盤状に集まり、頭花を形成している。そのため、頭花が一つの花であるかのように見える(これは、キク科植物共通の特徴である)。舌状花1つに計5つの花びらをつけるが、1つに合着した合弁花冠であるため1つの花びらをつけているように見える。舌状花の中央部は雌蕊が伸び、雄蕊が計5本合着している。舌状花の下端には子房があり、その上部から白い冠毛が生えている。この冠毛は後に発達し、風によって種子を飛散させる役割を担う。 ○在来種と外来種 大きく分けると古来から日本に生育していた在来種と、近世に海外から持ち込まれた外来種がある。在来種は外来種に比べ、開花時期が春の短い期間に限られ、種の数も少ない。また、在来種は概ね茎の高さが外来種に比べ低いため、生育場所がより限定される。夏場でも見られるタンポポは概ね外来種のセイヨウタンポポである。見分け方としては花期に総苞片が反り返っているのが外来種(写真左)で、反り返っていないのが在来種(写真右)。在来種は総苞の大きさや形で区別できる。しかし交雑(後述)の結果、単純に外見から判断できない個体が存在することが確認されている。より個体数が多く目に付きやすいことから、「セイヨウタンポポが日本古来のタンポポを駆逐してしまった」というような記述が見られるが、これは正確には誤りである。セイヨウタンポポは在来種よりも生育可能場所が多く、かつ繁殖力が高いが、その反面で多くの在来種よりも低温に弱く、初春から初夏にかけての寒暖差が激しい条件下では生育できない場合も多い。セイヨウタンポポの個体数が多いために相対的に在来種の割合が減っただけで、在来種も一定の個数で存在している。また、茎を大きく伸ばさないため、かえって都市部で在来種が見られる場合もままある。 ○交雑 在来種の各種とセイヨウタンポポは基本的に別種ではあるが、細胞中の酵素の性質の違い(アイソザイム)を用いた解析では交雑が起こっていることが報告されている。以下の特徴を持つものが見られる。 総苞片が一部のみ反り返っている。ただし、シロバナタンポポは元よりこの特徴を持っている。 茎の背が低い(在来種の特徴)にもかかわらず、総苞片が反り返っている。 開花時までは在来種相当に茎の背が低く、種子を綿毛として飛ばす段階になってセイヨウタンポポ相当まで茎を伸ばす。 舌状花に白と黄色が交じり合う(シロバナタンポポとセイヨウタンポポの交雑)。 |
トケイソウ(時計草)とはトケイソウ科・トケイソウ属(Passiflora)に分類される植物の総称であり、狭義には Passiflora caerulea と言う種の和名である。
○特徴 種の数は約500、栽培品種はそれらが掛け合わされてできるためさらに数が多い。栽培品種には驚くべき数のさまざまな色、形のトケイソウが存在する。先に述べた花弁とガクがそれぞれピンクと白という Passiflora x belotii という栽培品種も存在する。ぱっと見には花弁とガクの区別はつかないので、白とピンクが互い違いになった花ビラのように見える。それとは対照的に、副冠も花弁もガクも全部白というのが右の写真で示す Passiflora caerulea 'Constance Elliot' である(子房柱の右に写っているのは、ハチである)。 中央アメリカや南アメリカの熱帯・亜熱帯域が原産地だが、世界中で観賞用に広く栽培される。つる植物で、庭先などに植えられる。挿し芽することで増やすことができる。 ○名前 和名は3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える特徴のある花を咲かせることに由来する。英名 passion flower は「キリストの受難の花」の意味で、イエズス会の宣教師らによってラテン語で flos passionis と呼ばれていたのを訳したものである。 16世紀、原産地に派遣された彼らは、この花をかつてアッシジの聖フランチェスコが夢に見たという「十字架上の花」と信じ、キリスト教の布教に利用した。 彼らによればこの植物はキリストの受難を象徴する形をしており、花の子房柱は十字架、3つに分裂した雌しべが釘、副冠は茨の冠、5枚の花弁と萼は合わせて10人の使徒、巻きひげはムチ、葉は槍であるなどと言われた。属名は造語だが、やはり上記比喩に倣ったもの。 |
ノアサガオIpomoea indicaは沖縄原産で、同県では低地の森林や藪にごく普通に分布する野生種である。多年生・宿根性で、関東以南では越冬して成長し古い茎はやや木質化する。ノアサガオの園芸品種が「琉球アサガオ」「オーシャンブルー」「宿根アサガオ」など多くの異なる名称で販売されている。草勢はきわめて強健で、蔓は数メートルの高さにまで伸び、垣根や家の壁面などをカーテン状に覆い尽くす。葉もアサガオより大きく掌大で、花は多数が房咲きし壮観である。時刻と気温によって花の色が変化し、早朝は青く昼は紫になる。アサガオのように結実しないので種を取ることはできず、挿し木で繁殖させる。
|
サザンカ(山茶花、学名:Camellia sasanqua)は、ツバキ科の常緑広葉樹。 ○分布 ○栽培品種 ・サザンカ群
|
アサガオ(朝顔、牽牛花、蕣、学名:Ipomoea nil、英: morning glory)は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物。つる性。日本で最も発達した園芸植物。古典園芸植物のひとつでもある。葉は広三尖形で細毛を有する。真夏に開花し、花は大きく開いた円錐形で、おしべ5、めしべ1を有する。 江戸時代以降に品種改良され、色々な葉の形や花の色の種類がある。近縁種にノアサガオやソライロアサガオがある。 |
オシロイバナ(白粉花、学名:Mirabilis jalapa)とはオシロイバナ科の多年草または一年草である。花が美しいので観賞用に栽培されるほか、広く野生化もしている。南アメリカ原産で江戸時代始め頃に渡来し、一部は帰化している。 ○特徴 ○利用 |
チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔、学名:Datura metel)は、ナス科の植物。園芸用にはダチュラの名で広く流通しているほか、マンダラゲ(曼陀羅華)、キチガイナスビの異名もある。原産地は南アジア。日本へは、江戸時代・明治時代に薬用植物としてもたらされたとされる。 ○薬用植物
|
| ホーム |
|