服部緑地は、大阪府豊中市服部緑地などに位置する緑地。面積1.5km2。緑地内には「山ヶ池」などの池も点在する。
○概要
大阪府を代表する緑地の一つで、正式名は大阪府営服部緑地。財団法人大阪府公園協会により管理されている。北大阪急行緑地公園駅の「緑地」は、服部緑地を指す。その名称から、最寄り駅を阪急宝塚線服部駅と誤解している人も多いが、同駅からは緑地(南端)まで最短直線距離でも約1km離れており、緑地中心部まではさらに距離がある。一方隣駅、曽根駅の方がわずかに緑地中心部に近いが、かつて存在した路線バス(曽根~服部緑地)も廃止されており、(タクシーを除き)手段は徒歩のみとなる。よって、北大阪急行電鉄の緑地公園駅が名実共に最最寄駅となる。同駅から緑地入口(東側)までの距離は200メートル程度である。入場料は不要だが、公園内部にある日本民家集落博物館などの一部の施設や駐車場は有料である。春から秋にかけては特に花見やバーベキューなどで賑わっている。
○歴史
1928年(昭和3年) 大阪府が竹林、溜池の点在していた土地を買収、造園。
1950年(昭和25年)から1955年(昭和30年)までは競輪場(豊中競輪場)が設置されていた。しかし立地的問題から廃止され、その跡地は陸上競技場に。
1983年(昭和58年)9-10月 第一回全国都市緑化フェアが当公園で開催。明仁親王行啓(10月7日)。
1992年(平成4年)4月23日 徳仁親王、音楽の森などに行啓。
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